オレンジカフェの振り返り

オレンジカフェの振り返り

毎月1回開催しており、参加者同士の交流や相談、治験等の情報提供等を行っています。

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オレンジカフェの振り返り.JPG

※ 過去のオレンジカフェの振り返りは、こちら。

No.14

こんにちは。オレンジカフェの松井です。現在、新型コロナウイルス感染症まん延防止中ということもあり、2月はオンライン(zoom)のみでカフェを行いました。先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
次回、3月は2022年3月23日㈬14:00~、オンライン開催予定です。URLはのちほどお送りいたします。皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年2月16日(水)実施

◆訪問診療とは?
訪問診療では、1週間ないし2週間に1回の割合で定期的、且つ、計画的に訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行っていきます。
(急変時)
急変時は緊急訪問に伺ったり、入院の手配を行ったりするなど、臨機応変に対応することもできます。多くの場合、24時間体制で在宅療養をサポートします。

◆訪問介護と訪問介護の違い
【訪問介護】
訪問介護員(ホームヘルパー)が、利用者の自宅や入居先の施設に訪問して身体介護や生活支援を行う。身体介護は食事・排泄・入浴などの介護のこと。生活支援は掃除・洗濯・買い物・調理などの生活の支援を指します。訪問介護では、ヘルパーやサービス提供責任者等が活躍しています。

【訪問看護】
住み慣れた地域や自宅に看護師などが訪問し、必要なケアを提供するサービスです。病気や障害のある利用者が対象で、療養生活を送る為に必要なケアを提供します。療養上のお世話から病状観察、点滴や吸引などの医療処置、介護を担う家族への指導まで、仕事の内容は広範囲にわたります。これらのケアは医師の指示書に基づいて行われます。

https://lifespace.jp/houmonkango_houmonkaigo/ より(外部サイト)

◆病院での診察時のご家族の困りごと
認知症の方御本人が診察を受けると、医師の質問に対して、「大丈夫です」と答えてしまうことが多々あります。その場合、家族が答えても良いのでしょうか?
【自宅療養の場合】
・認知機能の問題などで、どうしてもご自身で症状を伝えられないこともある場合には、前もって、ご家族の方で日常の不調をメモしておき、それらを回答しても良い。
【施設の場合】
・ご家族の方が施設の方に事前に困りごとを聞いておくのが良い。

◆スベカラーゼ
ご飯やお粥をゼリー状にする粉(増粘安定剤)です。 ミキサーにかけただけのお粥ではベタベタは残り、スプーンですくってもビローンと伸びてしまいます。スベラカーゼを使うことででんぷん特有の粘つきをなくしてくれます。

No.13

こんにちは。オレンジカフェの松井です。現在、新型コロナウイルス感染症まん延防止中ということもあり、2月はオンライン(zoom)のみでカフェを行いました。先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年1月26日(水)実施

◆うつ病から認知症への移行
うつ病は認知症のリスク要因になっていると一般的に言われている。加えて、うつ病患者での認知症への移行には脳血管障害、アミロイドの代謝異常なども関与が考えられており、さらにはうつ病に罹患しても再発を予防することで認知症への移行の危険性を下げられる可能性についても議論されている。

【参考】
出展:「うつ病から認知症への移行」
順天堂大学大学院医学研究科 精神・行動科学 准教授
順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院 副診療部長
馬場 元
http://www.rouninken.jp/member/pdf/21_pdf/vol.21_02-21-01.pdf (外部サイトへ)

◆成年後見人制度とは?
成年後見制度とは、認知症、精神障がいなどの方を、守るための制度で、本人に代わり財産管理と身上監護に関する、法律行為を行う者(成年後見人)を裁判所が選任し、ご本人を保護・支援します。
しかし、独居の認知症の方である場合、経済的な部分のみでなく、医療的な部分に対する補助も必要になってくることも想定されます。その場合、補佐人・保佐人に医療に精通した方を頼むことも1つの選択肢として挙げられます。

◆成年後見人制度のデメリット
 最大で、50万くらいの費用が発生します。
 申立手数料:800円
 後見登記手数料:2,600円
 連絡用郵便切手:~5,000円
 医師の鑑定料:10万~20万
 弁護士・司法書士費用:10万~30万

  • 戸籍や資産に関する書類を集めてから、申立し、裁判所の許可を得なければいけないので、半年程度かかることも。
  • 親族以外が後見人に指定された場合毎月管理費として、数万円の費用を支払う。
  • 不動産を売却する理由を、裁判所に申し立て、許可が得られない限り売却できない。

◆「アデュカヌマブ」継続審議に
 ・部会での主な論点は、▽申請の根拠とされた2つの国際共同第3相臨床試験の結果に一貫性がない、▽探索的な評価項目である脳内アミロイドβプラーク低下の臨床的意義が確立していない、▽本剤投与によって脳の浮腫や出血などがみられる――の3つがあがった。いずれも同剤の承認拒否を勧告した欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)と同様の指摘であった。
 ・追加試験のデータを待つとなると、「一定程度の年数はかかる」

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=72313より(外部サイト)

No.12

こんにちは。オレンジカフェの松井です。
緊急事態宣言が解除されたため、12月は会場とオンライン(zoom)の同時開催を行いました。先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
それでは、次回、1月(2022年1月26日㈬14:00~、オンラインと会場との同時開催予定、URLはのちほどお送りいたします。)も皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年12月22日(水)実施

◆らくらくごっくん
実際の介護の中で考案された介助用の食器で、下記のようなことでお困りの方々のために開発された。

・食事時間をかけても十分な量を食べられない 
・口を開けない  
・スプーンを噛む
・水分でむせて飲もうとしない  など

青いキャップ:おかゆ・ミキサー食用
赤いキャップ:スープ・お茶用

◆どのように介護認定が取れるのか?
 ① 市町村の窓口で申請
要介護認定は国の管轄であるが(要支援に関しては一部市区町村)、申請は介護者が住んでいる各市区町村の窓口にて行う。本人が申請できない場合には、家族が、地域包括支援センター、居宅介護支援業者、介護保険施設(入所している人)が代理で行う。
 ② 訪問調査
対象者本人の心身の状態や日常生活、そして家族や住まいなどのヒアリングを行う。
 ③ 医師の意見書
市区町村が主治医に作成を依頼し、かかりつけの主治医がいない場合は、市区町村がしている医師による診察が必要。
 ④ 一次判定(コンピューター)
医師によって作成された意見書と訪問調査の内容をコンピュータに入力して判定を行う。
 ⑤ 二次判定(審査会)
一次判定の結果や特記事項などをもとに保健・医療・福祉の専門家が会議を行い判定が決定する。

◆受診したがらない方のために
認知症の方は一般にご自身の症状に気づきにくく、周囲が異常に気がついても、受診につながりにくいという特性がある。それに対応するために、医療側からアプローチをすることができる初期集中支援チームが2015年1月に新オレンジプランに加えられた。このチームは、地域での生活が維持できるような支援を、できる限り早い段階で包括的に提供している。
対象:年齢が40歳以上(若年性認知症も含む)で、認知症が疑われ、在宅で生活している者

設置場所:地域包括支援センター、訪問看護ステーション、診療所など

◆高齢者の独居生活
 65歳以上のひとり暮らしの高齢者の男女の割合
 ・女性(約7割)>男性(約3割)
 ・男性:65歳~74歳は約6割
 ・女性:75歳以上は約6割
 ・女性:85歳以上は2割程度

★高齢者の孤立の原因
 ・一人暮らし
 ・近所の人との付き合いが希薄
 ・社会参加していない
 ・健康状態が良くない

★孤立による問題
 ・生きがいの低下
 ・フレイルの出現と進行
 ・消費者トラブル
 ・犯罪
 ・孤立

No.11

こんにちは。オレンジカフェの松井です。
 現在、新型コロナウイルス感染症まん延防止中ということもあり、2月はオンライン(zoom)のみでカフェを行いました。
先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
次回、3月は2022年3月23日(水)14:00~、オンライン開催予定です。URLはのちほどお送りいたします。
皆さまの御参加をお待ちしております。

2021年11月24日(水)実施

◆終末期の誤嚥による事故

東京都の介護施設で起こる年間の死亡事故は700件。うち最多の403件が誤嚥(食べ物などと一緒に細菌が気道に入って発症する誤嚥性肺炎〈30件〉を含む)・窒息の関連が占めている。窒息事故による死亡事故は60代以降に急激に増加し、80代後半になると死亡率(人口10万人あたりの死亡者数)は80人近くに達する。
 最終段階での食事としては、ガーゼに水分を湿らせて、唇を濡らす程度のものであったり、また、経済的には無駄と思われるような「食事を置いて、そっと下げる」だけのようなことでも人としての尊厳は守られる。
  また、終末期の窒息の原因としてお寿司や飲み薬が多く、飲み薬に関しては、座薬、貼り薬、点滴、注射などを選択してもらうことも必要になってくるようである。

◆終末期について

 終末期とは、老衰や病気が原因で数週間~数日以内に死を迎えるだろうと予想されている時期のことで、医師、家族、本人、介護事業者の間で死の受け入れについて話し合いができていることが前提となる。
 本人がすでに判断ができない状態の場合には元気だった時の本人の発言や、本人が事前に用意しておいた「リビング・ウィル」を根拠に家族が代理で「終末期医療に関する同意書」などに署名することになる。
 自ら日本尊厳死協会に加入する方もいらっしゃるが、加入しなくても普段から家族内で死についての共通認識が取れていれば良いようである。
 「終末期医療に関する同意書」(俗に言う「看取りの同意書」)は、多くの医療機関や介護施設で用意されており、また在宅の場合はケアマネジャーが用意してくれる場合もある。必要に応じて各所に相談することが望ましい

◆living will

 回復の見込みがなく、すぐにでも命の灯が消え去ろうとしているときでも、現代の医療は、生き続けることを可能にします。人工呼吸器をつけて体内に酸素を送り込み、胃に穴をあける胃ろうを装着して栄養を摂取させる。ひとたびこれらの延命措置を始めたら、はずすことは容易ではない。生命維持装置をはずせば死に至ることが明らかであるから、医療者が躊躇するのは当然である。
「あらゆる手段を使って生きたい」と思っている多くの方々の意思も、尊重されるべきことである。一方、チューブや機械につながれて、なお辛い闘病を強いられ、「回復の見込みがないのなら、安らかにその時を迎えたい」と思っている方々も多数いる。
 リビングウイル(LW)とは、「平穏死」、「自然死」を望む方々が、自分の意思を元気なうちに記しておくことである。

◆医療のTV番組(おすすめ)

「今日の健康」
●Eテレ 月曜日~木曜日 8:30~、13:35~
●総合 毎週土曜日 午前4:15~

No.10

こんにちは。オレンジカフェの松井です。緊急事態宣言が解除されたため、10月は会場とオンライン(zoom)の同時開催を行いました。
 先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
それでは、次回、11月(2021年11月2(水)14:00~、オンラインと会場との同時開催予定、URLはのちほどお送りいたします。)も皆さまの御参加をお待ちしております。

2021年10月27日(水)実施

◆会場からの参加とzoomでの参加との違い
会場の良い点:接顔が見えるので臨場感がある。
会場の悪い点:宅介護をしている場合、時間がなく参加しづらい。

Zoomの良い点:現地に行かなくても参加できるのは、助かる。
Zoomの悪い点:表情が見えづらく、発言がしにくい。ネットへの繋がりが悪く、何度か入りなおさなければならないことがある。音声が聞き取りづらい。

→ こちらに関しましては次回はマイクを増やしたいと思います。 

◆面会時の困りごと
★施設を訪れても、なかなか自分を認識してくれず、言葉も発しないことがある。
→ 日内変動の場合があるので、スタッフの方に調子が良い時間帯などを確認した上での面会するのも一案

★話題が見つからないとき
→ 時事ネタなどなんでもOK。本人の返事は関係なく、新聞に書いてあるようなことを伝えたりすることも1つの手段である。また、本人の過去を振り返る回想法なども有効ではないか。


◆ハロウィンパーティー
当日、ハロウィンが近かったので、当院職員のLOVOT(ラボット)美波ちゃん、ふくまる君、みほちゃん、ゲストで来たもなかちゃんにも仮装をして遊びに来てもらいました。

◆回想法とは
回想法とは:昔の写真、使っていた馴染みの物を見たり、音楽を聴いたりすることで、昔の体験や思い出を語りあう、集団や個人で行う心理療法の1つである。 

効果:認知症では昔の記憶は保たれている場合が多く、昔の体験を「話す」「聞く」ことにより、脳の活性化を図ると共に、メンバーとの関わりを通してコミュニケーションの向上につながると言われている。認知症の進行予防に期待できるほか、蘇った思い出が楽しかったという安心から心理的に安定する効果もあり、また、「自分はこんな人生を歩んできたんだ」という自己肯定感にもつながるようである。

例:お手玉、ベーゴマ、カルタ、メンコ、本、昔の写真や地図、着物、生活用品、若い頃に流行した映画のポスター、懐メロの音楽や、季節の花や植物、節分、雛人形、こいのぼり、七夕の笹など日本の行事を取り入れるのも効果的なようである。


   

No.8

こんにちは。オレンジカフェの松井です。
 現在、緊急事態宣言中のため、8月、9月もオンライン(zoom)のみでカフェを行いました。
先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
それでは、次回、10月(2021年10月27日(水)14:00~、オンライン開催、URLはのちほどお送りいたします。)も皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年8月25日(水)、9月22日(水)実施

◆世界アルツハイマーデー
1994年9月21日、スコットランドのエジンバラで第10回国際アルツハイマー病協会国際会議が開催され、会議の初日であるこの日を「世界アルツハイマーデー」と宣言した。アルツハイマー病等に関する認識を高め、世界の患者と家族に援助と希望をもたらす事を目的としています。 右記のポスターの写真を撮っているのは50歳ぐらいで若年性認知症と診断された方。介護施設で働きながら素敵な写真を撮り続けています。

◆金融資産215兆円の凍結の恐れに対する対応
ご家族が認知症になり、自身では預金を下ろせない、支払いの手続きができない場合でも、これまでは本人による委任状が用意できなければ、手続きに3ヵ月程度かかる成年後見人制度を利用するしか方法がありませんでした。
 2020年3月から銀行では原則としてこれまで通り本人の意思に基づいて引き出しをする一方、判断能力の低下した本人に代わって家族が引き出す際には、下記の条件で家族確認ができるようになりました。

・戸籍抄本などで家族関係を証明すること
・本人が利用する介護施設や医療機関からの請求書を提示すること

◆認知症の嗅覚・味覚の生理学的機能
認知症の方がその方にとって美味しいと感じるものを飲み込んでくれることを勘案すると、美味しい、美味しくないと判断する感覚は残っているのかもしれない。
 嗅覚障害に関してはいくつかの認知症性疾患に合併するという多くの報告がある.アルツハイマー病(AD)とレビー小体型認知症(DLB)ではしばしば著明な嗅覚障害を早期より認めるが,他の認知症性疾患では著明な障害はみられない.
 一方、認知症の味覚については、いまだ少数の研究しか見あたらず,結果にも相違がみられるが、甘味はある一定の味を感知すれば,他の味に比べ「甘い」ということを認識しやすいのかもしれない(坂井 et al.,2017)。

◆参加の方の感想
悩みや疑問に対する詳しいお話しや、参加者の皆様のご様子を伺えて勉強になっております。解説などから気づかされることも多く、頼りにしております。    (T様)

No.7

こんにちは。オレンジカフェの松井です。
 現在、緊急事態宣言中のため、7月もオンライン(zoom)のみでカフェを行いました。
先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
それでは、次回、8月(2021年8月25日(水)14:00~、オンライン開催、URLはのちほどお送りいたします。)も皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年7月28日(水)14:00~15:30 実施

◆コロナ化における差し入れ・お見舞い時の工夫点
【差し入れ時に家族を思い出してもらうための工夫】
・ご家族の写真付きのメッセージ入りで懐かしいもの(洋裁で使用していた頃のはぎれなど)つきで、近況報告を行う。

【短時間の面会時の工夫】
・毎回、同じTシャツなどを着ていく。
・おそろいの靴下を買って、一緒に履いた写真を撮る。
・好物のアツアツのたい焼きなどを一緒に頬張って、笑い合う。

◆ネガティブな発言に対して
認知症の診断を受けると、自殺企図が増え、死んでしまった方が楽なのではないかと思う方がいる。また、郊外での生活の場合、車を運転できなくなることは深刻なことである。
★介護保険などを上手く活用し、病気を前向きに受けとめていくことが大事になってくる。
★できていることの方に目を向け、自信をもたせてあげることが大切。

◆妄想に対して
記憶障害や幻覚等の症状に基づいて妄想がでることがある。対応に正解、不正解はない。妄想が出ているときには、本人にとっては嫌な思いをしているときがあるので、感情に寄り添うことが落ち着くためのカギとなることも。

◆認知症のBPSDに対するポジティブ心理学的な療法
非薬物療法の効果についてのメタ分析によれば(Abraha et al, 2017)、BPSDの低減に効果があったのは、

〇音楽療法
〇行動的マネジメント
 ・応用行動分析学に基づいた介入やトークン・エコノミー
 ・認知行動療法
 ・コミュニケーション訓練
 ・筋弛緩法
であった。また、改善がみられたBPSDは、焦燥、不穏状態、攻撃性、不安、抑うつであった。

No.6

こんにちは。オレンジカフェの松井です。
 現在、緊急事態宣言中のため、6月もオンライン(zoom)のみでカフェを行いました。
先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
それでは、次回、7月(2021年7月28(水)14:00~、オンライン開催、URLはのちほどお送りいたします。)も皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

◆水分補給について
・若い方だと炭酸飲料水が親しまれていますが、普段から飲み慣れていない方だと、甘い炭酸は飲みずらい方もいらっしゃるようです。好みに合わせて、バラエティーに富んだ水分摂取方法を知っておくことが困ったときに役立ちそうですね。
・また、トイレに行きたくなることを恐れて、水分をあまり接種したくないと考えられている方も多いようです。まずは、飲みたくない理由を聞き取り、そのニーズに合わせて環境調整を整えておくことも必要なのかもしれません。
http://www.tokiwa.or.jp/welfare/onahama/column/13.html(外部サイト)

◆認知症の方の熱中症の予兆
熱中症の初期には、「めまい」「立ちくらみ」「筋肉痛」「手足がつる」
状態が進むと、「頭痛」「めまい」「吐き気」「嘔吐」「倦怠感」
上記のような症状に気づいたら、
① 水分補給
② 身体を冷やす
③ 救急外来のある病院を受診
上記を見逃すと、けいれん発作・意識障害が出現し、生命にも危険が及ぶ可能性がでてくるようです。
https://info.ninchisho.net/column/psychiatry_065(外部サイト)

◆BPSDに対する対応
ご家族としては、BPSD行動に対し、イライラして怒ってしまうこともあるかと思います。ただ、認知症の方は物事を忘れてしまったとしても、怒られたなどのネガティブな感情は、情動をつかさどる部分(偏桃体)に残ってしまうようで、それにより被害感が強くなってしまう可能性もあります。
それに対応している介護者のストレスがたまってしまうことも考え合わせると、それらの行動を笑いに変えるというのも1つの手段のようです。認知症の方も介護者の方の両者の生活の質が上がると良いですよね。

【笑いの効果】
・免疫力や自然治癒力が高まる
・交感神経と副交感神経がバランスよく働く
・腹筋や横隔膜が鍛えられ、排便がラクになる
・ストレス解消になる
・脳が活性化する
・人間関係を円滑にする

http://www.tokiwa.or.jp/welfare/onahama/column/14.html(外部サイト)

No.5

こんにちは。オレンジカフェの松井です。
 現在、緊急事態宣言中のため、5月もオンライン(zoom)のみでカフェを行いました。先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。それでは、次回、6月(2021年6月23日(水)14:00~、オンライン開催、URLはのちほどお送りいたします。)も皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年5月26日(水)14:00~15:30 実施

◆水分補給について
・トロミよりはザラミ・・・人参、リンゴ、オレンジ、甘酒などを入れる。
・卵豆腐、水ようかん
・炭酸+フルーツ
・炭酸+フルーツジャム
・炭酸+アスコルビン酸
※炭酸水で薬を飲むと吸収が阻害されるかもしれません。

◆幻覚症状に対する対応
・否定も肯定もしない。
・幻覚が見えていて幸せな方もいれば、困っている方もいる。困っている方に対しては、追い出す動作をしたり、共感しながら女優になるようにする。
・感情に寄り添うようにする。
・怖い夢を見ている時には、起こした方がよいが、そうではないならば、そのままで。

◆治験
アデュカヌマブ (Aducanumab)は6月にFDAが結論をだす予定。認知症が治る薬が承認されたら、いくらくらいなら出せますか?
→年間数百万円くらいならやむを得ない、と考える人と、できるだけ安くしてほしい、という人といました。ちなみに日本で一番価格が高い治療(ゾルゲンスマ)は1億6700万円だそうです。
(※6月7日に承認されました。年間56000ドルくらいかかるみたいです。)

◆ナン・スタディについて
 1986年に始まった『ナン・スタディ』というアメリカの修道女678名を対象とした研究があります。修道女たちは同じものを食べて、同じ生活をして、同じように年老いていきます。亡くなった時に脳を解剖したところ、アルツハイマー病の病理学的異常の有無とその方たちの認知機能にはほぼ関係がないという驚くべき結果になりました。  

 アルツハイマー病の病理学的所見が非常に強くても、大して認知機能に異常がなかったという人も多く、アルツハイマー病の病理学的所見がほとんどなくても、認知機能が低下していた人もいたようです。では、亡くなる前の認知機能と関係していたのは何かというと、その人たちが若い頃に書いた手紙の内容との因果関係であるということがわかりました。
 20代の時に書いた文書、日記、手紙に複雑な文章を書いていた人は、認知機能に低下はなかったそうですが、「今日はご飯を食べて、寝ました」のような簡単な文章を書いていた人は低下していたそうです。
 結論として、元々有していた能力というのは大事であり、若い頃から頭を使うということが、大切なようです。

引用:認知症ねっと https://info.ninchisho.net/archives/6912 (外部サイト

No.4

こんにちは。オレンジカフェの松井です。
 現在、緊急事態宣言中のため、4月もオンライン(zoom )のみでカフェを行いました。
先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、守秘義務に気を付けながら、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。それでは、次回、5月(2021年5月26日(水)14:00~、オンライン開催、URL はのちほどお送りいたします。)も皆さまの御参加をお待ちしております。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年4月28日(水)14:00~15:30実施

◆老人ホームと特養の現状
・老人ホーム:コロナで退所している人が増えており、出入りが激しくなっている。
・特養:金銭的な面もあり、元々入所待ちしている待機者が多いが、コロナ禍でも入所を待っている人は変わらない様子

◆治験
いろいろ議論されていたアデュカヌマブ(Aducanumab)ですが、6月にFDAが結論をだす予定。

◆LOVOT(ラボット)カフェに参加してきました。
ロボットペットのみほちゃん、ふくまるくん、みなみちゃんです。今後もカフェに参加することもあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

◆参加者の方の感想
通院する際に、嫌がり抵抗するのが毎回の悩みでした。横井先生や看護師様などのご意見でなるべく楽しい印象が持てるように努力するよう心がけます。又、最新式のロボットの導入も素晴らしく、温かみのあるロボットに患者のみならず介護者も癒されそうです。出来れば、主人がロボットと触れ合い、心地よい時間が過ごせれば次回の来院も楽になるのではないかと感じています。本当に開眼できるご意見ご指導をありがとうございました。

No.3

こんにちは。オレンジカフェの松井です。
 現在、緊 急事態宣言中ということもあり、3月もオンライン (Zoom)のみでカフェを行いました。 先月に引き続き、話し合われた内容につきまして、 守秘義務に気を付けながら、参加できなかった皆 さまにもご紹介していこうと思っております。
それでは、次回、4月(2021年4月28日(水)14: 00~、オンライン開催、URLはのちほどお送りいたし ます。)も皆さまの御参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年3月24日(水)14:00~15:30 実施

◆アロマ
鳥取大学の行ったアルツハイマー病の患者に対するアロマ療法の有用性の研究において、自己に関する見当識の改善がみられたようです。下記は論文で使用されたアロマセラピーの内容です。
・昼:レモン精油を1:ローズマリー精油を2の割合でブレンド。
レモン精油:気分をリフレッシュさせ、シャキッと集中力を高める
ローズマリー精油:記憶力、集中力を高める

・夜:オレンジ精油を1:ラベンダー精油を2の割合でブレンド。
オレンジ:リラックス効果
ラベンダー:高ぶった神経を穏やかにしてくれるのでリラックス効果は抜群。

上記の研究では、アロマディフューザーを使用していましたが、アロマペンダントにアロマオイルを入れたり、アロママッサージを行ったりなどさまざまな使用の仕方があるようです。

参考文献:
https://www.sagasix.jp/column/dementia/aroma/
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ninchishou/ninti-aroma.html

鳥取大学医学部「アルツハイマー病患者に対する アロマセラピーの有用性」
http://dementia.umin.jp/19-1-77-85.pd

◆非薬物療法
健康的で、刺激的な生活を送ることです!

◆市民公開講座 認知症治療の現状と進歩 を下記の日程で開催いたしました。
 日時:2021年3月6日~4月6日
 ご視聴くださいまして、ありがとうございました。

No.2

2021年2月24日(水)14:00~15:30 実施

こんにちは。
オレンジカフェの松井です。
現在、緊急事態宣言中ということもあり、2もオンライン(Zoom)のみでカフェを行いました。
 先月に引き続き、話し合われたニア用につきまして、守秘義務に気を付けながら、参加できなかった皆さまにもご紹介していこうと思っております。
それでは、次回、3月(2021年3月24日(水)14:00~、オンライン開催、URLは、のちほどお送りいたします。)皆さまのご参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願いお申し上げます。

◆ 認知症の方の自制がきかなくなってしまったとき
 ・気を紛らわせる行動をしてもらい、その場をやり過ごすのが良いかもしれません。

◆ 市民公開講座 認知症治療の現状と進歩
  日時:2021年3月6日
  方法:You Tube「NCNP Channel」にて配信予定
  オレンジカフェの医師も発表します!
  サイトURL:https://www.ncnp.go.jp/hospital/guide/sd/dementia.html#link5

◆ 認知症の検査について
  認知症を診断する際に、長谷川式スケールやMMSEなどのスクリーニング検査の得点のみで判断するわけではありません。必ずしも、ADLと認知機能検査が同期するわけでもありません。これらにより、今できていること、難しくなっていることをご家族が知り、どんなサポートが必要かなどに役立ちます。

◆ 認知症と水分補給
  認知症の方の脱水症状には、気を付けた方がよい。水分を飲み込むことが難しい場合の工夫。
 ・トロミをつける
 ・スムージー(ざらみ)にする
 ・ゼリー飲料 OS-1(塩が入った水)
 ※ 固形物にもまったく水分が入っていないわけでもない。

◆ 運転免許証の更新
  警察のHPに検査一覧は載っている。練習はしていけるが、それらを発揮できるだろうか?

No.1

2021年1月24日(水)14:00~15:30 実施

こんにちは。
オレンジカフェの松井です。
 現在、緊急事態宣言中ということもあり、今月はオンライン(Zoom)のみでカフェを行いました。
今後、緊急事態宣言が終了していたら、オンラインとの同時開催に戻るかもしれません。
これから、話し合われた内容につきまして、守秘義務に気をつけながら、参加できなかった皆様さま(被介護者の方も大歓迎です。)のご参加をお待ちしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます

◆ 認知症についての相談の場
  月曜日~金曜日、専従・専任相談員(朝海・野崎)により、相談コーナーが開設されました。お困りごとがある場合、相談室窓口までお立ち寄りください。

◆ リハビリの種類
 ・バリデーション療法 ・モデリング ・ミラーリング ・感情表出 ・スクエアステップ療法 ・学習療法(計算・漢字) ・リコード法

◆ 介護について
  介護は、それぞれのご家庭の事情により、様々なスタイルがあって当然である。介護者のストレスを少しでも軽減できるように、援助資源も活用していただきたいです。

◆ 市民公開講座 認知症治療の現状と進歩
  日時:2021年3月6日
  方法:You Tube「NCNP Channel」にて配信予定
  オレンジカフェの医師も発表します!
  サイトURL:https://www.ncnp.go.jp/hospital/guide/sd/dementia.html#link5

◆ 治験情報
  2021年1月11日にDonanemab(ドナネマブ)第2相試験で有意差が認められました!