平成20年度国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所　研究報告会（第20回）が開催されました。

平成20年度国立精神・神経センター精神保健研究所　研究報告会
会　期：平成21年3月9日（月）
会　場：国立精神・神経センター　研究所3号館セミナー室・ホール

優秀な研究に各賞が授与されました。

青申賞（優秀発表賞）

・舩田正彦（薬物依存研究部）「大麻成分慢性処置による覚せい剤精神依存形成に対する影響」
・樋口重和（精神生理部）「睡眠負荷時の表情認知機能：ミラーニューロンシステムへの影響」

20回記念特別賞

・立森久照（精神保健計画部）「地域住民の精神障害についての知識の現況」

寒露賞

・山田美佐（老人精神保健部）「転写因子Math2の下流遺伝子の探索と機能の検討」
・松田芳樹（知的障害部）「Bronx Waltzerマウスの行動異常にかかわる中枢機能病態の解明：脳内抑制系異常の観点から」

今回は、3月末で退職される白川修一郎室長（老人精神保健部）、尾崎茂室長（薬物依存研究部）、三宅由子室長（精神保健計画部）がそれぞれ記念講演を行った。

記念講演

・白川 修一郎（老人精神保健部）　「高齢者の睡眠と心の健康」
・尾崎 茂（薬物依存研究部）　「精神保健研究所における3＋12年」
・三宅　由子（精神保健計画部）　「森田療法と精神分析的精神療法の比較研究から－同一症例に対する初回面接の比較－」