- 日時
- 2019年8月28日(水)から2019年8月30日(金)まで
- 場所
- 国立精神・神経医療研究センター 教育研修棟多目的室
- 対象者・定員
- 対象者 :
精神科医療機関で臨床に従事しており、利用者の就労支援に関心を持つ者(医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士など)、および医療機関と密接な関係をもちながら精神障害者の個別就労支援に既に従事している者(集団プログラム等のみの支援は除く)。
定員 :
20 名(応募者多数の場合は選考)
- 募集ステータス
- 募集終了
※初日は第17回多職種による包括型アウトリーチ研修と合同開催
目的
入院中心の医療を地域生活中心の医療に転換するためには、「症状緩和のための医療」を「その人の生活の充実に役に立つ医療」に転換していく必要がある。このためには、「働きたい」精神障害者が実際に就職できるような支援を、医療機関が積極的に関与しながら展開することが重要である。本研修は科学的に効果が実証された個別型援助付雇用の就労支援のあり方や、IPS(individual Placement and Support)の哲学を医療機関に普及することを目的としている。
研修主題
精神科デイケア等における個別支援と事業所外支援を中心とした個別型援助付雇用の就労支援を学び、そこから医療機関が周囲の就労支援機関と組む場合のありかたについて検討する。
課程内容
課程内容 | (時間) |
≪共通課程≫ | |
精神保健医療福祉施策の概要 | (1.0) |
地域精神保健サービスにおける倫理的課題 | (1.0) |
リカバリーを促進する支援のあり方について(1) | (1.0) |
当事者から見たリカバリーとは | (1.0) |
リカバリーを促進する支援のあり方について(2) | (2.0) |
≪本課程専門≫ | |
精神障害者就労支援:制度と現状 | (1.0) |
医療における就労支援 | (2.5) |
精神障害者を雇用するにあたっての企業側の考え方 | (1.0) |
個別職場定着とサポート(IPS)の基本的な考え方と実践のありかた | (1.5) |
IPSを基本とした就労支援のありかた | (1.5) |
パネルディスカッション:就労支援専門員の役割と多機関連携 | (1.5) |
当事者サイドの声、家族の声 | (1.0) |
グループワーク | (2.0) |
合計 | 18時間 |
プログラム
※都合によりプログラムの内容に変更が生じる可能性があります
申込方法・期間
WEB 2019年6月19日(水)~ 7月9日(火)
受講料
18,000円