第11回 認知行動療法の手法を活用した薬物依存症に対する集団療法研修

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精神保健研究所

資料タイトル
日時
2019年11月18日(月)から2019年11月20日(水)まで
場所
国立精神・神経医療研究センター 教育研修棟ユニバーサルホール
対象者・定員
対象者 :
医療機関、行政機関、司法機関、民間回復施設等で薬物依存症者の援助に従事している者。
定員 :
100 名(応募者多数の場合は選考)
募集ステータス
募集終了

本研修は平成28年度より新設された「依存症集団療法」の施設基準に定められている研修会です。なお、診療などのやむを得ない理由で最終日ご受講できない場合でも、「依存症に対する集団療法に係る研修」の要件を満たすため修了証書を発行します。最終日ご受講できない場合は、WEB申し込みの際に「特別連絡欄」にて予めその旨お知らせください。

目的

薬物依存症者に対する積極的な援助ができるようになるとともに、Matrix Modelを参考にした 包括的外来薬物依存症治療プログラムを実施するための基礎を身につけるとともに、薬物再乱用防止プログラムを実施できる援助者を増やし、国内各地にプログラムを普及させることが目的である。なお、本研修は、診療報酬における「依存症集団療法」算定における施設基準資格者養成研修でもある。

研修課題

薬物依存症者の臨床的特徴と治療に関するエビデンスを理解し、直面化を避けた動機付け面接の重要性を理解し、薬物依存症に対する集団認知行動療法のファシリテーションの実際を学ぶとともに、家族支援への理解を深める。なお、当研修と当センター精神保健研究所薬物依存研究部主催による「薬物依存臨床医師・看護等研修」の両方を終了した者に対しては、薬物依存研究部より「薬物依存専門課程修了認定書」を授与する。

課程内容

課程内容 (時間)
薬物乱用の実態と乱用・依存・中毒概念の理解 (1.0)
薬物依存症患者への対応の基礎 (1.0)
SMARPPの理念と意義 (1.5)
SMARPPの実際 (1.5)
薬物依存症からの回復のための社会資源 (1.0)
薬物依存臨床における司法的問題 (1.0)
ビデオ学習・デモセッション (3.0)
再乱用防止プログラムのグループワーク (3.0)
薬物依存症と性的マイノリティおよびHIV感染 (1.0)
動機付け面接の基礎 (2.0)
依存者家族の支援プログラムCRAFTの基礎 (1.5)
総合討議 (1.0)
合計 18.5時間

※都合によりプログラムの内容に変更が生じる可能性があります

申込方法・期間

WEB  2019年9月11日(水)~ 10月1日(火)

受講料

18,000円