令和5年度強迫性障害の認知行動療法研修<ペンシルベニア大学による日本向けオンライン研修>

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日時・会場

1.日時:2024年3月13日から6月12日まで(いずれも日本時間 21 時~23 時)
プログラム

2.開催方法:Zoomを用いた米国からのライブワークショップ。Zoomの設定、管理はCTSAが行います。精神保健研究所Zoomの運営には関与しません。
通訳:Zoomによる自動字幕生成と翻訳機能を使用します。自動翻訳のトラブルに備えて通訳1名を精神保健研究所で手配し、同席します。

3.研修の詳細:日本語版概要

4.CTSAによる募集要項 ・英語版 ・日本語版 


※本研修会は日本からの参加者のために、日米の時差を勘案して、特別に開催されるものです。参加をご希望の方を、精神保健研究所で選考し、推薦致します。推薦のない方が直接申し込むことはできません。ご希望の方は、下記をお読み頂き、所定のリンクよりお申し込みをお願い致します。

概要

私たちの臨床の中で、強迫症(OCD)はしばしば治療が難しく、本人、家族の生活に著しい影響を与えています。OCDに対しては認知行動療法の有効性が広く認められていますが、その中でもPennsylvania大学不安治療研究センター(Center for the Treatment and Study of Anxiety: CTSA) のフォアEdna Foa教授によるOCD治療のメソッドは、米国心理学会でも推奨され、治療効果のエビデンスに基づいており、世界的な標準となっています。
https://www.med.upenn.edu/ctsa/

今回、同治療法のマニュアルの翻訳を期に、日本の参加者のために、このマニュアルに基づいたOCD治療のワークショップを、Foa先生のスタッフによってオンラインで開催することとなりました。ワークショップは、日米をオンラインで結び、Foa先生が主宰するCTSAのスタッフが、症例のビデオを交えて直接講義をし、質疑応答を受け付けます。講義終了者は、Foa先生の教室関係者によるスーパーバイズ(有料)を受ける資格ができ、将来はスーパーバイザーになる道も開けます。
通常、このワークショップは4日間連続で開催されますが、今回は特別に日本時間にあわせて開催されることとなりました。皆様のご参加を強く推奨致します。

対象者

強迫性障害の患者の認知行動療法に従事するか、その予定のある医師、看護師、保健師、精神保健福祉士、 社会福祉士、作業療法士、公認心理師、臨床心理士。

定員・受講料

・50名(※応募者多数の場合は12月24日に第一次選考を行い、締め切らせて頂くことがあります。)

・1500米国ドル (米国の申し込みサイト上でクレジットカード支払、1回払いとなります)
※精神保健研究所に対する費用は一切ありません。

申し込み先

◆申し込み方法
・推薦をご希望の方は、下記、Web研修受付システムからお申し込みください。選抜の上、米国の申し込みリンクをお送りします。米国側では選抜はありません。
https://nimh-ncnp.smktg.jp/public/seminar/view/2627

・お申し込み時には、米国での申し込み時に入力するローマ字氏名、研修で使用するメールアドレスを記載してください。
・共用メールアドレスは不可です。添付ファイルを受け取ることの出来るアドレスにしてください。
・推薦者は不要です。

◆推薦結果の通知について

・第一次選考 12月24日までの応募者について⇒12月27日までに通知
・第二次選考  1月10日までの応募者について⇒1月12日までに通知  

 ※第一次選考で定員に達した場合は募集を締め切ります。

◆その他注意事項

(1)選抜理由についてはいかなる場合でもお答えできません。
(2)zoomで提示される画面、音声は如何なる場合でも複製、配布はできません。
(3)米国CTSAの申し込みリンクを他人に教えることは禁止します。推薦されていない方の申し込み、およびリンクを伝えた方の申し込みは無効となります。
(4)前項の2,3に違反した場合は受講を取り消されることがあります。その場合、返金はなされません。

研修お問い合わせ

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 行動医学研究部
研修担当(吉武・石塚)
ptsd_seminar(@)ncnp.go.jp
※E-mailは上記アドレス(a)の部分を@に変えてご使用ください。
※お問い合わせの際の件名は、「ペン大 OCD コース問い合わせ」としてください。