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厚生労働省精神・神経疾患研究委託費
13指2 統合失調症の治療およびリハビリテーションのガイドライン作成とその実証的研究
統合失調症の治療およびリハビリテーションのガイドライン作成とその実証的研究班
抄録
厚生労働省精神・神経疾患研究委託費「統合失調症の治療およびリハビリテーションのガイドライン作成とその実証的研究班」(主任研究者:浦田重治郎)では、1998年よりその前身の研究班(精神分裂病の病態、治療リハビリテーションに関する研究)から継続して、国立精神療養所を中心とした全国の13医療機関において、「心理教育を中心とした心理社会的援助プログラムガイドライン(全国試行版)」を用いて介入評価研究を行い、その成果を踏まえて医療機関において日常臨床で利用するためのガイドラインを作成しました。このガイドラインは、研究で用いた全国試行版ガイドラインに一部加筆・修正を行うとともに、心理教育を臨床現場で活用するための対象者のニーズに応じた心理教育の活用方法を加筆して(第Ⅳ章、第Ⅸ章)完成したものです。 このガイドラインが、全国の多くの医療機関の関係者のみならず、統合失調症を持つ人たちやそのご家族の援助活動に携わる幅広い関係者に有効に活用されることを期待します。