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精神保健・福祉に関するエビデンスに関するWEBサイト作成と精神科長期入院患者の退院促進後の予後に関する検討のための研究
研究の概要
近年、わが国の行政機関でも「科学的根拠に基づく政策決定(Evidence based policy making:EBPM)」が注目されています。しかし精神保健福祉領域、特に地域ケア領域ではまだまだ実践家の経験則のみに頼った支援の提供が行われている地域が散見されます。
この背景には1)国内の望ましい実践に関する資料が広く共有されていない、2)海外のエビデンスに関する情報発信が少ない、の2点があることが伺われます。
本研究では国内の実践家が効果的な実践を行うための支援として、
①精神保健福祉サービスの効果等についてのエビデンスの収集及び分類、専門的知見を介した信頼性等の評価
②国内外の調査・研究等のシステマティックレビューの実施
③これらの結果等を容易に入手可能な日本語プラットフォームの構築
を行うことを目的としています。
研究費
厚生労働科学研究費補助金(障害者政策総合研究事業).佐藤さやか(研究代表者)「精神保健・福祉に関するエビデンスのプラットフォーム構築及び精神科長期入院患者の退院促進後の予後に関する検討のための研究」(19189500).研究期間:2019年4月-2022年3月