NCNP 精神保健研究所 児童・予防精神医学研究部 齊藤彩 研究員が日本パーソナリティ心理学会で優秀大会発表賞を受賞

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2018年10月5日
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市、理事長:水澤英洋)精神保健研究所(所長:中込和幸)児童・予防精神医学研究部(部長:住吉太幹)の科研費研究員の齊藤彩(さいとう あや)が日本パーソナリティ心理学会第27回大会(開催時期:2018年8月26~27日、開催地:立命館大学大阪いばらきキャンパス)において優秀大会発表賞を受賞しました。

  • 受賞タイトル:「就学前の自閉症的行動特性は10歳時の情緒・行動の問題を予測するか―地域コホート研究による縦断的検討―」
  • 発表概要:本研究では、地域コホート研究により得られた縦断データを用いて、就学前の子どもの自閉症的行動特性(ASD特性)と児童期中期の10歳時の情緒・行動の問題との関連について検討を行いました。その結果、就学前のASD特性の高さは、ベースラインの情緒の問題の影響を考慮してもなお、10歳時の情緒の問題を予測する要因であることが明らかとなりました。就学前のASD特性の評価が、ASDに対する支援だけでなく、情緒の問題をはじめとするメンタルヘルスの問題の予防や支援にも役立てられることが期待されます。

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