人材募集

私達は知的障害や発達障害の病態を明らかにし、よりよい支援・治療方法を開発するため、医学・心理学・教育学・神経生理学・分子生物学などあらゆる方法を用いて研究に取り組んでいます。このような研究を推進するためには様々な領域で活躍されている方の協力が必要です。当研究部では下記のような人材を求めています。当研究部での研究を希望される方はご連絡ください。(リサーチフェロー、科研費研究員の公募の公募を行うときには、NCNPホームページに掲示します 。)


(1) 日本学術振興会特別研究員PDに申請予定の方
部長(岡田俊 )および室長(石井礼花魚野翔太) が受け入れ先となることができます。当研究部では主に自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、トゥレット症の病態研究と支援・治療法に関する研究を行っており、基礎から応用まで幅広い研究を行うことができます。脳波・自律神経系測定装置、眼球運動測定装置、NIRSに加え、生化学研究を実施できるウェットラボもあります。センター内の他部局や外部機関との共同で動物実験、fMRIやMEGを用いた研究も可能です。現在はリサーチフェローが3名在籍しており、お互いに協力しながら各自のテーマで研究を行っています。

(2) 医学、心理学、その他の関連諸科学で博士課程への進学を考えている方
当研究部は、千葉大学大学院医学薬学府の連携大学院となっており、当研究部で研究を行いながら博士号(医学)取得が可能です。また、NCNP内には多くの連携大学院がありますので、医学に限らず心理学や関連諸科学の学位取得も他部門との連携のもと可能です。まずは私どもにお問い合わせください。

(3) 大学院在籍中で、研究生としての在籍および共同研究を希望される方
発達障害の研究では様々な分野からの新しい発想が求められています。当研究部のスタッフと共同で新しいプロジェクトを実施することが可能です。大学院在籍中の方は指導教員を通じてご連絡ください。

(4) 臨床心理士/公認心理師、言語聴覚士、作業療法士などの医療資格をお持ちの方
発達障害の研究では、参加者のプロフィール(知的機能、適応機能、発達障害の症状)を正確に把握するために臨床専門家の協力が欠かせません。特にWAIS、WISCなどの心理検査や発達障害の子供の心理検査の経験があり、上記(2)に該当するような方を求めています。当研究部に研究生として在籍しながら、実験心理学や精神医学の専門家とともに研究の一端を担いながら、実験手法、データ解析法、論文執筆の仕方について学ぶことも可能です。


連絡先:〒187-8553

    東京都小平市小川東町4-1-1
    国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所
    知的・発達障害研究部 岡田 俊 宛
E-mail:dhp09[a]ncnp.go.jp  ([a]を@に変更して送信してください。)

国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 知的・発達障害研究部

〒187-8553 東京都小平市小川東町4-1-1 TEL:042-341-2711(代表)