高品質の筋病理標本を作製するためには筋生検(外科手技)、固定、輸送を含む解析前の全ての過程で、正しい手技を使用する必要があります。国立精神・神経医療研究センターとタイ・マヒドン大学シリラート病院と共同でこれらの手技に関するビデオを制作しました。開放筋生検手技、筋生検検体固定方法、凍結筋送付方法の3つのビデオがあり、それぞれに英語版、日本語版、タイ語版があります。著作権は、国立精神・神経医療研究センターとシリラート病院に帰属します。これらのビデオのいかなる部分にも改変を加えないこと、および出典を明らかにして謝辞を加えることを条件に、医学的および学問的用途には自由に使用して頂けます。本ビデオは本ページの一番下に示す各種学術団体の推薦を受けています。
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Survey on the teaching videos for muscle biopsy, fixation and transportation
開放筋生検
筋生検の外科的手技を示すビデオです。
生検筋の固定
生検筋の凍結固定方法(組織化学染色および免疫組織化学染色用)およびグルタールアルデヒド固定方法(電子顕微鏡観察用)を示すビデオです。特別な理由がない限り生検筋がフォルマリン固定されることはありません。人工産物は凍結固定の際の不適切な手技または凍結検体の不適切な取扱によって生じることが大半です。このような人工産物形成を防ぐべく、常に正しい固定手技を使用する必要があります。
凍結筋の送付
凍結筋を病理部門のある機関に送付する際には、検体が溶けないように特別な注意を払う必要があります。これは、特に熱帯地域においては重要な問題になります。このビデオでは熱帯地域での凍結筋の送付方法を解説します。
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Asian Oceanian Myology Center |
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International Academy of Pathology, Thailand Division |
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日本筋学会 |
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日本小児神経学会 |
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Neurological Society of Thailand |
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Royal College of Pathologists of Thailand |
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TREAT-NMD |
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World Muscle Society |