慢性不眠障害の神経・心理学的病態


 慢性不眠障害(不眠症)は眠れないことにより、健康を害する不安に苛まれることから、うつ病や身体症状症などの原因不明の身体不調を呈する疾患と類似性があり、脳や生理機能の不調に共通性がある可能性が疑われます。
 不眠症の多くは加齢とともに出現しやすくなることから、脳の加齢性変化や類縁病態との関連を探索し、将来の病期分類や新規治療法の開発、また治療法選択の際の有効性指標を見つけることを目的とした研究に取り組んでいます。

リンク:
https://www.ncnp.go.jp/hospital/guide/sd/sleep-disorder.html
https://www.ncnp.go.jp/pdf/2019-592.pdf